2018/05までは、対応OSではない古い「Windows XP」や「Windows Vista」の環境でも、「ひな」や「げっこ」や「小侍」は利用できたと思いますが、以下のヤフオク!からのお知らせにある通り、2018/06以降、ヤフオク!において「TLS1.2」での通信が必須になる影響により、「Windows XP」や「Windows Vista」の環境では、順次、利用できなくなります（「インターネット接続エラー」、もしくは、「フォームが見つからない」、「ログインに失敗しました」等のエラーメッセージが表示されます（げっこの場合は「項目一覧が全く表示されない」ようになる場合もあると思われます））。
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詳細
ドロコソフトのソフトウェアは、WinInet.dll（IEのコアコンポーネント）を利用してインターネットアクセスを行っていますが、このWinInet.dllが、XPやVistaの場合、「TLS1.2」に対応していないため、2018/06以降、ヤフオク!が「TLS1.2」の必須の環境に切り替わると、ドロコソフトのソフトウェアから「TLS1.2」の通信ができなくなるため、「インターネット接続エラー」、もしくは、「フォームが見つからない」、「ログインに失敗しました」等のエラーメッセージが表示され、利用できなくなります（げっこの場合は「項目一覧が全く表示されない」ようになる場合もあると思われます）。
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「インターネット接続エラー」が表示されるパターンの場合は、おそらく、エラー番号「12157」、あるいは、「12029」などのインターネット接続エラーが表示されると思われます（他のエラー番号の場合もあります）。
※Windows 7以降のOS（Windows 7/8/10）のWinInet.dllは、「TLS1.2」に対応しているため、Windows 7以降のOSであれば問題ありません（今まで通り、利用できます）。但し、IEのインターネットオプションの詳細設定で「TLS1.2の使用」をOFFにしている場合は、XPやVistaと同様に、エラーになります。ただ、初期設定で「TLS1.2の使用」の設定はONになっており、かつ、深い位置に設定があるため、わざわざOFFに設定している人は、ほとんどいないと思われます。
※「ひな」、「げっこ」、「小侍」の対応OSは、ホームページに記載の通り、「Windows 7/8/10」です。
※古いXPやVistaのPC環境でも、IE以外のブラウザ（例：Firefox、Google Chrome）などを利用すれば、「TLS1.2」のページ自体は表示できると思うのですが、ドロコソフトのソフトウェアは、ブラウザとして見れば「IE」のため、そのIEが「TLS1.2」の通信に対応していないため、利用できなくなります。また、現在、XP/VistaでIE以外のブラウザが利用できる場合でも、IE以外の主要ブラウザ（Firefox、Google Chrome）もすでに、XP/Vistaはサポートされませんので、利用自体がセキュリティ面で脆弱で危険です。
「Windows XP / Vista」で利用している場合の今後の対処方法
「ひなバージョン3」、「げっこバージョン3」、「小侍バージョン3」を「Windows XP / Vista」で利用している場合の今後の対処方法は、以下になります。
（対処方法1）新しい「Windows 7/8/10」のPCを購入するマイクロソフトによる「Windows XP / Vista」のサポート終了からかなり時間が経過しておりますので、セキュリティの面からも、「Windows XP / Vista」での利用は危険です。新しい「Windows 7/8/10」のPCを購入してください。
→新しいPCを購入した場合、別途、新しいPC用に新規ライセンスの購入が必要になります。
「Windows XP / Vista」の時代のPCが「Windows 7/8/10」で快適に動作するとは思えないため、この方法はあまり現実的ではありません。この機会に、「Windows 7/8/10」のPCを購入することをお薦めします。
→現実的ではありませんが、PCのOSをアップグレードを実行した場合、（Vista→7のアップグレードを除き）おそらく、PCはフォーマット（初期化）されると思います。このOSのアップグレードによるフォーマット（初期化）で、登録したライセンス（製品版ソフトウェア）が消えてしまい、かつ、同一PCにインストールする場合は、ライセンスの再発行依頼が可能です。