オークションで買うことのメリット
オークションで買うことのメリットは「他で買えないものが買える」「安い」の2点に尽きると思います。
「あのときなんで買わなかったんだろう・・・」とずっと心に引っかかっている、お宝商品がみなさんにもあると思います。そのお宝をオークションで発見し、落札できたときの喜びは他では味わえないものです。ヤフオク!による功罪は「罪」のほうばかり取り上げられがちですが、少なくとも自分は、ヤフオク!（と出品者）に「ありがとう！」と言いたくなる場面が何回かありました。
また、出品されている多くの商品は、ネットショッピングサイトの商品（新品）よりは、送料を含めても安い場合が多く、新品にこだわらなければ、安く目当ての商品が手に入ります。
オークションで買うことのデメリット
詐欺、商品不着等、不愉快な取引相手との遭遇など、オークションでの取引では個人を相手に取引することが多いので、実社会での商取引（スーパー等でのお買い物）に比べ、トラブルが発生しやすいのが現状です。 ヤフオク!補償 というものがありますが、補償されるのは 5,000 円以上の商品で、かつ、出品者へ内容証明を送り、かつ、警察等へ被害届けを提出し、2〜4ヶ月の待機期間を経て、審査を通ったものだけが、やっと落札額の8割（限度額50万円）が補償されるもので、大変な手間と労力がかかり、被害に遭っても勉強代としてあきらめる人も多いようです。
個人的な意見ですが、1万円を超える商品は、オークションを利用しないほうが良いと思います。金銭感覚の違いがありますので、1万円と決めるのは不適切かもしれません。言い換えると、支払いを済まして商品が届かなくても、「まあ、しょうがないか」と思える額までの取引にとどめておくのが良いと思います。特に液晶/プラズマテレビ、BD/HDDレコーダー、デジカメ等の家電製品は、詐欺の対象にされやすいので、オークションで出品されている価格より高くても、ヤマダ電機、コジマ、ベスト電器等の実店舗か、ネットショッピングサイトで購入されることをお薦めします。
損をしてまでも商品の売買をし続ける人はいないということを肝に銘じてください。安すぎる商品は、落札しないこと。商品画像が他サイトからの転載の画像の場合も、落札しないこと。安く落札できても、そのお金を犯罪者に献上することになりかねません。
オークションでの詐欺
有名な詐欺の手口を紹介しておきますので、オークションに参加する上で参考にしてみてください。
| オークション詐欺名 | 内容 |
|---|---|
次点落札詐欺 | 入札バトルの結果、落札できなかった人へ、出品者を騙り、直取引をメールで持ちかけます。 >>続きを読む |
フィッシング詐欺 | パスワードを盗み取る目的で、本物そっくりのデザイン、アドレスの偽のホームページへアクセスさせるメールを送ります。 >>続きを読む |
商品送らない詐欺 | 振込みをしても商品を送らないという分かりやすい詐欺です。 >>続きを読む |
自転車操業詐欺 （チャリンカー詐欺） | 商品送らない詐欺と大変似ているのですが、始まり方が違います。
>>続きを読む |
オークション詐欺への対策
不愉快な次点落札詐欺やフィッシング詐欺等のメールを受け取らないようにするためには、ID（Yahoo! JAPAN ID）がアカウント名のYahoo!メールは絶対に使用しないことです。IDがアカウント名のYahoo!メール（例えばIDが「unknown」ならば「unknown@yahoo.co.jp」）を使用すると、詐欺をしようとする人たちからメールが送られてきますので、第三者が類推できないメールアドレス（IDと全く異なる名前のメールアドレス）をオークション取引のアドレスとして利用することは非常に重要です。
あとは基本的なことですが、「直取引はしない」「出品者の評価をよく読む（サクラ評価がないか、1円情報出品を落札して評価かせぎ等をしていないか等確認する）」「怪しいメールは開かない、クリックしない」などを守るだけで、詐欺の被害に遭う確率は格段に減るでしょう。
ネットショッピングも活用しよう
以上、紹介してきたようにオークションで商品を購入するには、リスクが伴います。そのリスクがあるからこそ、安く商品が手に入り、また、欲しかったお宝商品が手に入るという言い方もできます。ただ、日々、オークションばかり利用して、オークション中毒気味になり、他のネットショッピングサイトに目を全く向けない人も多いようです。
新品の場合、送料を考えれば、オークションよりネットショッピングで購入したほうが安くなる場合があります。いろいろなサイト・お店を覗いた上で、オークションを活用しましょう。
例えば、有名なショッピングサイト（通販サイト）には以下のようなものがあります。
| ショッピングサイト名 | 特徴 |
|---|---|
アマゾンジャパンが運営する通販サイト。現在では、「食品・飲料」なども扱い、日本の通販サイトの規模としては、最大、最強。特に、「本・雑誌」、「CD」、「DVD/BD」に強い。当初は、1,500円以上の購入で送料無料としていましたが、2010年より、全商品、購入価格に関係なく、通常配送料が無料になり、より利用しやすくなりました。 |
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日本最大のショッピングモール。出店店舗数は約3万9000店舗（2012年5月時点）。購入価格の1%が楽天スーパーポイントととしてたまります。楽天スーパーポイントを商品購入に利用可能。 |
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Yahoo! JAPANが運営するショッピングモール。通常、購入価格の1%がTポイントととして貯まります。Tポイントは、商品購入に利用可能な他、「Yahoo!かんたん決済」を通じて、ヤフオク!の支払い時にも利用できます。
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携帯向けオークションサイト「モバオク」を運営するDeNAのショッピングモール。お店が設定した割合に応じて、購入価格の数%から数十%がビッダーズポイントととしてたまります。ビッダーズポイントを商品購入に利用可能。 |
