「失効サーバーに接続できない」という内容の、エラー番号12057のインターネット接続エラーが表示されます

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「インターネットへの接続に失敗しました。(失効サーバーに接続できなかったか、最終応答を取得できませんでした。/エラー番号:12057)」

とエラーメッセージが表示されるときは、ドロコソフトのソフトウェアから、HTTPS接続(セキュア接続)の際に、『SSL証明書失効リスト(CRL)を配布しているサーバーへの接続に失敗し、SSL証明書として無効となっている「失効リスト」が確認できなかった』という内容のエラーが発生したということを示しています。

ここでいう「サーバー」は、表示しようとしているページ(例えば、Yahoo!)のサーバーではなく、SSL証明書失効リストを配布しているサーバーのことです。以下は、ブラウザでページは表示でき、通常のインターネット接続(HTTP接続)は問題ないのに、ログイン時などのHTTPS接続のときだけ、「12057」エラーが表示される状態を前提として記載しています。


WinInet:12057のエラーの詳細

ドロコソフトのソフトウェアは、インターネット接続をWindowsのインターネット接続の標準コンポーネントのWinInet.dll(Microsoft Win32 Internet API / IEのコアコンポーネント)を用いて接続しています。そのWinInet.dllが接続に失敗し、12057のエラーを発生させており、そのエラーを受けて「ドロコソフトのソフトウェア」がそのままエラーメッセージを表示しています。

ドロコソフトのソフトウェア
WinInet.dll
失敗(12057エラー)

そのWinInet.dllが返す「12057」のエラーコードは、以下の内容になります。

12057 ERROR_INTERNET_SEC_CERT_REV_FAILED
失効サーバーに接続できなかったか、最終応答を取得できませんでした。


WinInet:12057のエラーの原因

ログイン時などのHTTPS接続(セキュア接続)をする際に、SSL証明書失効リスト(CRL)を配布しているサーバーへの接続に失敗し、SSL証明書失効リストが正常に取得できなかったことが原因です。


WinInet:12057のエラーの解決方法

1. しばらく待つ
サーバー側、あるいは、サーバーへの通信経路など、「一時的な問題」で、SSL証明書失効リスト(CRL)を配布しているサーバーへの接続に失敗するようになっていることが一番考えられます(SSL証明書失効リストを配布しているサーバーのメンテナンスや一時的なダウンなど)。半日程度、時間を置いてから、PCを再起動し、同じ12057のエラーが発生するか確認してください。

すぐに問題を解決したい場合、あるいは、継続的に12057のエラーが発生する場合は、2を参照してください。


2. IEのインターネットオプション「サーバーの証明書失効を確認する」をOFFにする
IE(インターネットエクスプローラー)の「ツール」メニューから、「インターネットオプション」ダイアログを開き、その「詳細設定」タブの「サーバーの証明書失効を確認する」のチェックをOFFにします。OFFに設定した後、設定を反映するため、IEを終了します(ドロコソフトのソフトウェアが起動・常駐している場合も終了します(できればPCを再起動したほうが良い))。そして、再度、IEを起動し直し、設定を反映させます。

- IEのインターネットオプションの「詳細設定」タブ -
インターネットオプション - 詳細設定タブ


「サーバーの証明書失効を確認する」のチェックをOFFにすると、HTTPS接続時のSSL証明書失効リストの確認をしなくなりますので、12057のエラーは発生しなくなります。


(参考)12057エラーを解決するのに役に立つページ

一般的なインターネット接続エラーである、「12057エラー」について検索してみたところ、FAQを提供しているページをいくつか見つけましたので、参考にしてください。

検索サイト(Google / Yahoo!など)で「12057 エラー」で検索すると、いろいろ参考になるページが出てきます。上記回答や参考サイトで解決できない場合は、検索サイトで検索してみてください(おそらく、解決方法の1で示した通り、サーバー側の問題で一時的に発生している場合が多く、半日程度待てば、自然と解決する場合がほとんどだと思われます。解決しない場合は、解決方法2の、IEのインターネットオプションの変更で、12057エラーの問題は回避できると思われます)。

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